日本留学で使える奨学金:JASSOの学習奨励費、日本政府(MEXT)奨学金、自治体・民間・学校の奨学金
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留学の費用を考えるとき、「奨学金がもらえるか」を気にする人は多いでしょう。奨学金は、うまく使えば助けになりますが、全員がもらえるものではなく、対象や条件が決まっています。このガイドでは、日本語学校の学生と、進学後の学生が使える主な奨学金の種類、申し込みの時期と方法、奨学金だけに頼らない考え方を、公的な情報にもとづいて説明します。
下に挙げた公式ページは、2026年11月7日に確認しました。奨学金の金額、条件、募集の時期は、毎年変わります。このガイドは目安として使い、申し込みの前に、必ず募集している団体と学校の最新の案内で確認してください。奨学金の受給は、保証できません。
まず知っておくこと
Study in Japan(JASSO)によると、次のことが大切です。
- 奨学金は、留学に必要な費用のすべてをまかなうためのものではありません。費用の全体を計算して、自分で用意できるお金も含めた計画を立て、奨学金だけに頼らないようにしてください。
- 奨学金の多くは、日本に来てから申し込みます。海外から申し込めるものは、少数です。
- 対象は、学校の種類、年齢、国籍、専攻、在籍する学校などによって決まります。
- 申し込みの多くは、在籍する学校を通して行います。学校ごとに、推薦できる人数が決まっています。
- 選考では、書類、筆記試験、面接などが行われることがあり、結果は、奨学金を出す団体や学校から届きます。
費用の目安は、費用ガイドで説明しています。
奨学金の種類
| 種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 日本政府(MEXT)奨学金 | 大使館や大学を通して応募する、国の奨学金 |
| JASSOの奨学金 | 日本に来てから、学校を通して申し込む、私費留学生向けの奨学金 |
| 自治体・国際交流団体・民間団体の奨学金 | 地域や団体ごとに、対象と条件が違う |
| 学校の奨学金・授業料の減免 | 学校が独自に行う |
JASSOの私費外国人留学生学習奨励費
日本語学校の学生も対象になる、代表的な奨学金です。日本に来てから、学校を通して申し込みます(JASSO)。
| 学校の種類 | 月額 |
|---|---|
| 大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校の専門課程 | 4万8千円 |
| 日本語教育機関(日本語学校) | 3万円 |
主な条件は次のとおりです。
- 在留資格が「留学」であること(家族滞在や定住者は対象外)。
- 前の年度の成績評価係数が2.30以上であること。給付期間中も、その水準を保つ見込みがあること。
- 仕送りの平均額(入学金や授業料などを除く)が、月9万円以下であること。
- 日本に在住する扶養者がいる場合は、その人の年収が500万円未満であること。
- 日本語教育機関の学生は、翌年に、日本の大学などの高等教育機関に進むことを目指していること。
- 日本語または英語の力の条件があります。ただし、留学生別科、準備教育課程、日本語教育機関には、この条件は適用されません。
申し込みの方法は、在籍する学校の担当者に確認します。学校ごとに推薦できる人数が違うので、申し込めない学校もあります。
支給の期間は、原則として、4月から翌年3月までの1年間、または10月から翌年3月までの6か月間です(JASSO)。実際に申し込める時期や、学校の推薦の枠は、在籍する学校に確認してください。
日本に来る前の予約採用
JASSOには、日本に来る前に、奨学金の予約をする仕組みもあります。私費留学生で、日本留学試験(EJU)の成績が高く、大学、短期大学、高等専門学校(3年生以上)、専門学校の専門課程に、正規の学生として進学する予定の人が対象です。予約採用に選ばれたあと、指定の期間内に入学し、学校の推薦を受けると、奨学金を受けられる場合があります。EJUに申し込むときに、予約採用への申し込みを選びます。
EJUについては、日本語学校のあとの進学のガイドで説明しています。
日本政府(MEXT)奨学金
Study in Japan(JASSO)によると、日本政府(MEXT)奨学金には、研究留学生、教員研修留学生、学部留学生、日本語・日本文化研修留学生、高等専門学校留学生、専修学校留学生、若手リーダー奨学金留学生の7つの種類があります。日本語学校の学生のための、独立した区分はありません。
- 学部留学生: 25歳未満で、学校教育の12年の課程を修了している(修了見込みを含む)こと。
- 専修学校留学生: 25歳未満で、12年の課程、または同等の日本の高校レベルの教育を修了している(修了見込みを含む)こと。
- 研究留学生: 35歳未満で、日本の大学院の修士課程または博士課程に入学する資格があること。
応募の方法は、2通りあります。
- 大使館推薦: 日本の大使館(または総領事館)が、募集と1次選考を行います。
- 大学推薦: 日本の大学が、海外の学生交流協定にもとづいて候補者を選び、MEXTに推薦します。MEXTが認めた大学だけが行えます。
支給の内容として、授業料の免除と、往復の航空券があります。毎月の支給額は区分によって違うので、最新の募集要項で確認してください。
募集の時期、対象の国、人数は、年によって変わります。ネパールからの応募の方法は、在ネパール日本国大使館の最新の案内で確認してください。
自治体、国際交流団体、民間団体、学校の奨学金
- 自治体、地域の国際交流団体、民間の財団: 自分の地域の学生に、奨学金を出すことがあります。海外から申し込みを受け付けるところもあります。 民間の財団は、特定の学校、専攻、国の学生に限ることがあります。申し込みの条件や選考の方法は、団体ごとに違います。
- 学校の奨学金・授業料の減免: 多くの学校が、留学生向けの奨学金や、授業料の減免を行っています。入学の前に申し込めるものと、入学してから申し込むものがあります。最新の情報は、学校のウェブサイトか、学校に直接確認してください。
探すときは、Study in Japanのサイトで案内されている、奨学金の検索サイト(JPSS)や、授業料の減免制度の検索ページが使えます。日本語学校の学生が、これらの奨学金の対象になるかどうかは、案内のページには書かれていません。募集している団体と学校に確認してください。
申し込みの前に確認すること
- 対象になるか: 学校の種類、年齢、国籍、専攻、在留資格が、条件に合うか。
- いつ、どこで申し込むか: 日本に来る前か、来てからか。学校を通すか、直接か。
- 学校の推薦の枠: 学校ごとに、推薦できる人数が決まっています。入学の前に、学校に聞いておきましょう。
- 続けるための条件: 受給するあいだ、成績や出席が条件になることがあります。
- 金額と期間: 毎月の金額、いつからいつまでか。
奨学金に頼りすぎないために
- 奨学金が出ない場合でも、暮らせる予算を、先に立てます。
- 奨学金は、書類や面接で選ばれます。申し込めば必ずもらえるものではありません。
- アルバイトの収入にも、頼りすぎないでください。ルールは、アルバイトのガイドで説明しています。
よくある質問
日本語学校の学生も、奨学金をもらえますか?
JASSOの学習奨励費は、日本語教育機関の学生も対象で、月額3万円です。ただし、条件があり、学校ごとの推薦の枠も限られているので、申し込めない学校もあります。
日本に来る前に申し込める奨学金はありますか?
少数あります。日本政府(MEXT)奨学金は、大使館や大学を通して応募します。JASSOには、EJUの成績が高い人向けの予約採用があります。自治体、国際交流団体、民間団体のなかにも、海外から申し込みを受け付けるところがあります。
奨学金だけで、留学の費用をまかなえますか?
いいえ。奨学金は、費用のすべてをまかなうためのものではないと、JASSOは案内しています。自分で用意できるお金も含めた計画を立ててください。
奨学金は、必ずもらえますか?
いいえ。対象、条件、推薦の枠、選考があります。申し込めば必ずもらえるわけではありません。
どこで探せばいいですか?
学校の担当者、学校のウェブサイト、Study in Japanの奨学金のページ、奨学金の検索サイトで探せます。
次にやること
奨学金の条件で学校を比べるには、日本語学校一覧で、費用と進学の支援を確認してください。学校選びの全体は、日本語学校の選び方をご覧ください。助けが必要なら、お問い合わせください。このサイトは無料で使えます。入学やビザは保証しません。
