日本でアルバイトはできる?留学生の資格外活動許可・週28時間のルールと探し方
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日本に留学する前に、多くの人が「アルバイトで学費や生活費をまかなえるか」を考えます。結論から言うと、留学生もアルバイトはできますが、許可が必要で、時間の上限があり、収入も保証されません。このガイドでは、公的な情報にもとづいて、ルールと現実を説明します。
下に挙げた公式ページは、2026年11月7日に確認しました。制度は変わることがあるので、働き始める前に、学校と出入国在留管理庁で最新の内容を確認してください。
まず知っておくこと
- 在留資格「留学」は、勉強するための資格です。そのままでは働けません。
- 働くには、資格外活動許可(在留資格で認められた活動以外の活動の許可)が必要です。
- 時間には上限があります。
- アルバイトの収入は、学費や生活費を補うためのものです。全部をまかなう方法ではありません。
1. 資格外活動許可とは
在留資格「留学」は、日本で勉強することを目的に与えられます。そのため、許可なく報酬をもらう仕事をしてはいけません。アルバイトをするには、先に「資格外活動許可」を受けます。
どこで申請するか
- 在留期間が3か月を超える人は、初めて日本に入国するときに、空港などの入国港で申請できます。
- それ以外の場合は、住居地を管轄する地方出入国在留管理官署に申請します。
申請の手数料はかかりません。必要な書類は、出入国在留管理庁の最新の案内で確認してください。学校が手続きを教えてくれる場合もあります。
許可を受けたあとに確認すること
許可を受けると、在留カードにその旨が記載されます。働き始める前に、在留カードの記載を自分の目で確認してください。許可がない状態で働いてはいけません。
2. 時間の上限
出入国在留管理庁とStudy in Japan(JASSO)が示す主な上限は次のとおりです。
| 場面 | 上限 |
|---|---|
| ふだん(授業がある期間) | 週28時間以内 |
| 学校の長期休業期間 | 1日8時間以内(労働基準法の上限などもあります) |
注意する点があります。
- 週28時間は、仕事を複数かけもちしても、合計で28時間以内という意味です。
- 長期休業期間中も、労働基準法の一般的な上限(原則1日8時間・1週40時間)や、休憩・休日のルールがあります。「毎日8時間まで自由に働ける」という意味ではありません。
- 長期休業期間の扱いは、学校の暦によって違います。どの期間が対象になるかは、学校に確認してください。
- 最新の取り扱いは、学校と出入国在留管理庁で確認してください。
3. 禁止されている仕事
風俗営業、性風俗関連の仕事、特定遊興飲食店営業などでは働けません。許可を受けていても同じです。仕事の内容が清掃・皿洗い・受付などであっても、そのような営業所で行う活動は認められません。迷うときは、働く前に学校または出入国在留管理庁に確認してください。
4. ルールを守らないとどうなるか
条件に違反すると、処罰や、日本から退去させられる処分の対象になることがあります。
また、アルバイトで学業がおろそかになり、出席率が下がると、在留期間の更新ができなくなることがあります。JASSOは、毎年そのような留学生がいると注意しています。アルバイトより学校が先です。
5. 収入の現実
JASSOの調査(2023年)によると、次のような状況です。
- 私費留学生の約65%がアルバイトをしています。
- 月の平均収入は約8万1千円です。
- 時給は、1,000円未満が約2割、1,000〜1,200円が約5割、1,200〜1,400円が約2割です。平均は約1,300円とされています。
この数字は、私費留学生全体の平均です。日本語学校の学生だけの数字ではありません。あなたの収入は、仕事、働く時間、場所、日本語力によって違い、保証されるものではありません。
JASSOは、アルバイトだけで学費と生活費のすべてをまかなうことはできないとして、アルバイトに頼らない資金計画を勧めています。また、「時給3,000円」「月20万〜30万円稼げる」などと説明する留学ブローカーがいるが、それは誤りだと注意しています。
学費と生活費の目安は、費用ガイドで確認できます。
6. どんな仕事が多いか
JASSOの調査で多い仕事は次のとおりです。
| 仕事 | 割合 |
|---|---|
| 飲食店 | 39.2% |
| 販売 | 28.4% |
| 工場での組み立てなど | 6.0% |
| 教育・研究の補助 | 5.6% |
| ホテルの仕事 | 4.2% |
| 語学教師、清掃など | 3.4% |
来日直後は日本語の力が限られるので、すぐに希望の仕事が見つかるとは限りません。
7. 仕事を選ぶときの確認点
JASSOは、次の点を確認するよう勧めています。
- 授業への影響: 遅い時間や長い時間のシフトが、次の日の授業に響かないか。
- 給料の支払い: 毎日・毎週・毎月のどれか。現金か、銀行振込か。
- 安全: 職場が安全か。仕事中の事故に備えた保険があるか。
- 学校への相談: 学校が、アルバイトを紹介してくれる場合があります。まず学校に聞いてみましょう。
そのほか、働く前に労働条件(時給、時間、仕事の内容)を書面などで確認しておくと安心です。わからないことがあれば、学校の担当者に相談してください。
8. 来日前に考えておくこと
- アルバイトの収入を、最初から当てにしないでください。来日してすぐは、許可の手続き、日本語、仕事探しに時間がかかります。
- 学費と生活費は、アルバイトなしで払える予算を立ててください。
- 仕事を始めたあとも、学校の出席と成績を最優先にしてください。
よくある質問
来日してすぐにアルバイトができますか?
資格外活動許可を受けてからです。在留期間が3か月を超える人は、入国するときに空港などで申請できます。許可を受けたことを在留カードで確認してから働いてください。
週28時間より長く働けますか?
ふだんの上限は週28時間以内です。長期休業期間は1日8時間以内とされています。上限は、かけもちしても合計で数えます。長期休業期間中も、労働基準法の上限(原則1週40時間)などは守る必要があります。最新の取り扱いは、学校と出入国在留管理庁で確認してください。
アルバイトだけで学費と生活費は払えますか?
JASSOは、アルバイトだけでは学費と生活費のすべてをまかなえないとしています。月の平均収入は約8万1千円です。アルバイトに頼らない資金計画を立ててください。
アルバイトのせいで学校を休んでもいいですか?
いけません。出席率が下がると、在留期間を更新できなくなることがあります。
どの仕事でもできますか?
いいえ。風俗営業や性風俗関連の仕事、そのような営業所での活動はできません。
次にやること
アルバイトの収入に頼らなくても通える学校を探すには、日本語学校一覧で費用・場所・寮を比べてください。全体の流れはネパールから日本に留学する方法、学校選びは日本語学校の選び方をご覧ください。助けが必要なら、お問い合わせください。このサイトは無料で使えます。入学やビザは保証しません。
