日本での住まいの探し方:学生寮と民間アパートの違い、初期費用、連帯保証人
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日本で最初に決めなければならないことの一つが、住む場所です。住まいは、毎月の生活費のなかで大きな項目の一つで、来日してすぐに必要になります。このガイドでは、住まいの選択肢、かかる費用、連帯保証人の考え方、探すときに考えることを、公的な情報にもとづいて説明します。
下に挙げた公式ページは、2026年11月7日に確認しました。家賃や初期費用は、地域、物件、学校によって大きく違います。このガイドは目安として使い、決める前に、学校と不動産会社で最新の内容を確認してください。
住まいの選択肢
Study in Japan(JASSO)によると、留学生の約70%は、民間の住宅やアパート・マンションに住んでいます。主な選択肢は次の2つです。
| 学生寮 | 民間のアパート・マンション | |
|---|---|---|
| 運営 | 地方自治体や学校(大学など) | 不動産会社や大家さん |
| 良い点 | アパートより家賃と費用が安い。家具や家電が付いていることがある | 自由に暮らせる。お金の管理を自分で学べる |
| 気をつける点 | 部屋の数が限られる。門限や起床時間などの決まりがある。キッチン、トイレ、浴室が共用の場合がある | 初期費用が高い。契約が複雑。家具や家電を自分で用意する必要がある |
JASSOの東京日本語教育センターの学生寮は、月2万8千円とされています。JASSOの住居ページでは、例として、この寮費が紹介されています。ほかの学校の寮は、金額も条件も違うので、学校に確認してください。
家賃の目安
JASSOの2023年の調査(私費留学生)による、地域ごとの家賃の平均です。
| 地域 | 平均家賃(月) |
|---|---|
| 全国平均 | 4万1千円 |
| 東京 | 5万7千円 |
| 関東 | 5万1千円 |
| 近畿 | 4万円 |
| 中部 | 3万円 |
| 九州 | 2万9千円 |
| 北海道 | 3万4千円 |
| 四国 | 2万7千円 |
| 東北・中国 | 2万6千円 |
JASSOは、地方では月3万〜4万円ほどのアパートも探せる場合があり、東京では6万円以内で探すことが一つの目安だと説明しています。これらは目安で、実際の家賃は、場所、広さ、駅からの距離で変わります。
初期費用
民間アパートでは、入居するときに、まとまったお金が先に必要です。JASSOが挙げている主なものは次のとおりです。
- 敷金: 家賃の数か月分を、大家さんに預けるお金です。
- 礼金: 大家さんに払う、お礼のお金です。
- 仲介手数料: 不動産会社に先に払う手数料です。
- 家具・家電: 多くの場合、自分で買う必要があります。
学生寮は、更新料などを避けられる点が良いとされています。金額は、寮もアパートも、物件や学校によって違うので、月の家賃だけでなく、入居するときにかかるお金の合計を、学校や不動産会社に確認してください。
初期費用の考え方は、費用ガイドにもあります。
連帯保証人
アパートを借りるときは、一般に、連帯保証人が必要です。連帯保証人は、家賃を払えなくなったときや、部屋の修繕費がかかったときに、代わりに払うように求められることがあります。
日本に知り合いが少ない留学生の場合、次のような方法があります(JASSO)。
- 学校の職員が連帯保証人になる: 学校の留学生担当や教員が、連帯保証人になる場合があります。
- 保証会社を使う: 保証料を払う契約をすると、連帯保証人が不要になることがあります。
- 留学生住宅総合補償: JEES(日本国際教育支援協会)が運営する、留学生向けの制度です。火災などの事故に備える補償があり、連帯保証人の負担を軽くするためにも使われます。この制度は、在籍する学校が「協力校」として加入している場合に使えます(JEES)。補償の範囲や、使えるかどうかは、学校に確認してください。
学校がどこまで支援してくれるか(連帯保証人、保証会社の紹介、物件の紹介)は、学校によって違います。来日前に、学校に聞いておきましょう。
探すときの順番と優先順位
JASSOは、次のような進め方を示しています。
- 探し始める時期: 学校から入学の許可が出たら、探し始めます。
- 探す方法: 学校の留学生担当、インターネットでの検索、地域の不動産会社などです。
- 優先順位を決める: 次の順に考えます。家賃と初期費用、学校までの距離と時間、広さと設備、まわりの環境(駅、買い物など)。
東京などの大都市は、地方より家賃が高く、学校の近くに住まいを見つけにくくて、通学費が上がることもあります。
来日前に決めておくこと
- 学校の寮があるか。入れる時期と、申し込みの方法。
- 学校が、住まいの紹介や連帯保証人の支援をしてくれるか。
- 着いてから最初の数日、どこに泊まるか。住まいが決まる前に着く場合は、学校に相談してください。
- 住居地を定めた日から14日以内に、在留カードを持って、市区町村の窓口で住所を届け出ます。手続きは、日本に着いてからの手続きのガイドで説明しています。
契約と生活の注意
- 契約は複雑です。 内容がよく分からないまま、サインしないでください。分からない点は、学校の担当者や、不動産会社に聞きましょう。
- 音に気をつけます。 日本のアパートは、部屋が近くに並んでいるため、とくに夜の騒音が、近所とのトラブルのもとになります。
- ゴミの出し方の決まりが厳しいです。 ゴミは分別して、決められた場所に、決められた日と時間に出します。
よくある質問
学生寮と民間アパートのどちらがいいですか?
寮は費用が安く、家具が付いていることがありますが、部屋の数が限られ、決まりがあります。アパートは自由ですが、初期費用が高く、契約も複雑です。来日直後は寮、慣れたらアパートに移る、という考え方もあります。寮の有無と条件は、学校に確認してください。
家賃はいくらくらいですか?
JASSOの2023年の調査では、全国平均は月4万1千円、東京は5万7千円です。地方では、3万〜4万円ほどのアパートもあります。場所と広さによって大きく違います。
敷金・礼金はいくらですか?
物件によって違います。敷金は家賃の数か月分とされています。礼金や仲介手数料の金額は、JASSOのページには示されていません。入居する前に、総額を、書面で確認してください。
連帯保証人がいなくても借りられますか?
学校の職員が連帯保証人になる場合や、保証会社を使う契約で、連帯保証人が不要になることがあります。学校にどのような支援があるか、聞いてください。
来日前に、日本で住まいを決められますか?
学校が紹介してくれる場合があります。ただし、自分で内見できないときは、契約の内容、家賃、初期費用を、学校の担当者に確認してもらうと安心です。
次にやること
住まいの条件で学校を比べるには、日本語学校一覧で、寮の有無や費用を確認してください。全体の流れはネパールから日本に留学する方法、学校選びは日本語学校の選び方をご覧ください。助けが必要なら、お問い合わせください。このサイトは無料で使えます。入学やビザは保証しません。
